憲章
１．目的
文学フリマにおいて、価値のある小説同人誌を見いだし、参加者に提案することで、同イベントの活性化を促すとともに、小説同人誌の楽しさを広く知ってもらうことを目的とする。
２．活動内容および成果物
前項の目的を達成するために、非公式文学フリマガイドブック 小説ガイド（以下、小説ガイド）を編集し、発行する。成果物は小説ガイドである。
３．原則
小説ガイドは、信頼できるガイドブックでなくてはならない。小説ガイドに掲載できる小説同人誌は、小説ガイドの編集者（以下、編集者）が、価値があると自らの主観で判断して推薦し、かつ責任者全員が承認した小説同人誌のみである。
４．委員会
小説ガイドを編集するために、非公式文学フリマガイドブック小説ガイド編集委員会（以下、委員会）を設ける。委員会は以下の人員で構成する。
（１） 最高責任編集者 １名
（２） 責任編集者 １名または２名
（３） 編集者 人数は特に定めない
上記（１）～（３）の全員が、「３．原則」で述べた編集者に該当する。また、上記（１）と（２）は、「３．原則」で述べた責任者に該当する。
５．基本的なルール
小説ガイドの編集および委員会の運営にあたっては、以下のルールを守る。これらのルールは、「３．原則」の内容から逸脱しない限り、最高責任編集者の承認をもって、改定を行える。
（１） 最高責任編集者は、次の権限を持つ。
（ア）最高責任編集者を任命する権限。本権限を行使した場合、当人はその任を解かれるものとする。
（イ）責任編集者を任命または解任する権限
（ウ）本章に示すルールの改定を承認する権限
（エ）責任編集者と同じ権限
（２）責任編集者は、次の権限を持つ。
（ア）小説同人誌の小説ガイドへの掲載を拒否する権限
（イ）編集者を任命または解任する権限
（ウ）編集者と同じ権限
（３）編集者は、価値があると自ら判断した小説同人誌を、小説ガイドに掲載するよう推薦する権限を持つ。また、本章に示すルールの改定を発案する権限を持つ。
（４）小説ガイドを編集するにあたって発生する作業のうち、推薦文の主要な部分を執筆する作業については、対象の小説同人誌を推薦した者が行わなくてはならない。その他の作業については自由に分担してよいが、最終的には全ての責務を最高責任編集者が果たす。
（５）小説ガイドを編集および発行するにあたって発生する費用は、自由に分担してよいが、最終的には最高責任編集者が全て請け負う。
（６）小説ガイドを発行する場合、制作者は「非公式文学フリマガイドブック小説ガイド編集委員会」とし、発行者は最高責任編集者とする。
６．主な掲載の流れ
小説ガイドに小説同人誌を掲載するまでの流れを概略で説明する。
既刊の小説同人誌を掲載する場合は、まず編集者（または責任編集者、ならびに最高責任編集者）が手に入れて読み、価値があるかどうかを、主観によって判断する。価値があると判断した場合、小説ガイドに掲載するための推薦を行う。責任編集者と最高責任編集者は、推薦された小説同人誌の一部または全てに目を通し、許可、条件付き許可、拒否のうちいずれかの判定を行う。だれも拒否しなかった場合には、小説ガイドに掲載できる。ただし、判定結果に条件付き許可を含んだ場合は、その旨を付記する。（例えば、少々高額である、一部に文章の乱れがある、等。）
７．免責事項
小説ガイドの内容について、制作者ならびに発行者はこれを保証しない。小説ガイドを利用したことにより損害が発生した場合、制作者ならびに発行者は一切の責任を負わない。
