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■ 第十八回文学フリマ後の意見収集で見つけた質問や疑問を問答集形式でまとめました。

■ 2014年春・頒布数報告

 第十八回文学フリマでの頒布数を報告いたします。

  2014年春号   …190部(うち関係者献本32部)
  第3版(2013春) … 1部(搬入忘れにより1部しかありませんでした)

 お手に取っていただいたみなさま、本当にありがとうございました。
 残部の一部は古書ビビビさんに納品、委託販売をお願いしています。
 さらに残った分は、今後の運営に活用してまいります。
 今回は1階入り口正面に、委員会のブースを設けて頒布いたしました。また1階2階とも、多くのブースで頒布にご協力いただきました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
 ガイドブックを通して、掲載作のみならず創作文芸誌そのものが、より多くの人々から「手に取ってみたい」と思われるようになることを願っております。

 さて次版以降の製作にあたり、これまで同様イベントで作品を入手された方や、ガイドを使っていただいた方のご感想を参考とさせていただく場合がございます。感想を発信される際、見つけやすいように工夫をしてくださると、とても助かります。
 たとえば、

 文学フリマにおいて試されているのは作品や作者のみならず、読者でもあります。ぜひあなたの読み方=作品を発信してください。
 なお今回のガイドも「あわなかった本、あります。」というキャッチフレーズに、さまざまな意味を籠めてありました。
 気になる方はUSTREAM第一夜後半をご視聴ください。

 当委員会はただいま新しい最高責任編集者として
 想詩拓(そう・したく)さんを迎え、すでに調整を始めております。ぜひガイドへのご意見・ご要望・ご感想なども、遠慮なくお寄せくださいませ。
 高村暦はこの5月5日をもって最高責任編集者の任を降ります。短い間でしたが、高村暦の非公式ガイドブックにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
 では引き続き、文学フリマ非公式ガイドブック小説ガイドをよろしくお願いいたします。
 (2014.5.7、第2代最高責任編集者・高村暦)

■ Ustream生鼎談第ニ夜終了

電波状況が悪く切れ切れで申し訳ありませんでした。第ニ夜の録画は以下からどうぞ。(数字は2分以上の動画です。)

【前半】

【後半】 第十八回文学フリマでお会いしましょう。
(広報責任者牟礼鯨)

■ Ustream生鼎談第一夜終了

文学フリマ非公式ガイドブック on Ustreamの第一夜が終了しました。第二夜は5月2日(金)19時30分からです。時間が第一夜より30分早いのでお間違えのないように。第一夜の録画は以下からどうぞ。

(広報責任者牟礼鯨)

■ 第十八回文学フリマ参加

2014年5月5日(月祝)に東京流通センターで開催される第十八回文学フリマに、当編集委員会は文学フリマ非公式ガイドブック(B-01)として出展します。刊行する『文学フリマ非公式ガイドブック小説ガイド2014年春(通巻第5号)』はB-01の他、委託ブースでも頒布します。

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 また、第十八回文学フリマ直前にUstreamで生鼎談を行います。
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(広報責任者牟礼鯨)

■ 2013秋・頒布数報告

 第十七回文学フリマでの頒布数を報告いたします。

 第4版は、後日献本分を除き、在庫がなくなりました。お手に取っていただいたみなさま、本当にありがとうございました。
 本は人手にわたるのが一番の幸福です。今回は批評ブースの多い2階に、委員会のブースを設けて頒布いたしました。おそらく普段は2階を拠点とされるに方にも、多数手に取っていただけたのではないかと思います。ガイドブックを通して、掲載作のみならず創作文芸誌そのものが、より多くの人々から「手に取ってみたい」と思われるようになることを願っております。

 次版以降の製作にあたり、これまで同様イベントで作品を入手された方のご感想を参考とさせていただく場合がございます。感想を発信される際、見つけやすいように工夫をしてくださると、とても助かります。
 たとえば、  文学フリマにおいて試されているのは作品や作者のみならず、読者でもあります。ぜひあなたの読み方=作品を発信してください。

 新しいガイドは「読めなかった本、あります。」というキャッチフレーズに、さまざまな意味を籠めてあります。その最たるところは「評定」枠の設置でした。
 当委員会はただいま新体制を敷き、文学フリマ前よりすでに活動を始めております。ぜひガイドへのご意見・ご要望・ご感想なども、遠慮なくお寄せくださいませ。
 では引き続き、文学フリマ非公式ガイドブック小説ガイドをよろしくお願いいたします。
 (2013.11.06、最高責任編集者・高村暦)

■ 非公式ガイド第4版頒布情報

 こちらに第4版頒布場所などをまとめました。
 新しいガイドは多くの秘密を抱えていますが、いよいよ日も迫りましたのでTwitterでその秘密の一部を明かしてゆきます。

 では引き続き、文学フリマ非公式ガイドブック小説ガイドをよろしくお願いいたします。

 (2013.11.02、最高責任編集者・高村暦)

■ 2013年11月4日(月祝)に開催される第十七回文学フリマに「文学フリマ非公式ガイドブック」(オ-01)としてブースを出します。そこで『文学フリマ非公式ガイドブック小説ガイド』第4版を頒布します。(2013.10.20、責任編集者・牟礼鯨)

第4版
第4版書影

■ 先任責任編集者の牟礼鯨(むれ・くじら)です。
さる10月4日、責任編集者3名により非公式ガイドブック第4版の掲載順決定会議を執り行いました。11月04日月曜祝日に開催される第十七回文学フリマに向けて、編集作業は着々と進行しています。
今回、小説ガイド編集委員会に参加・協力いただいた方のうち、編集者の名前を下記に列挙して感謝の意を表します。また編集委員会の運営方針によりまだその存在を明るみに出せない仲間についても文学フリマ当日までは数字を記すことで感謝の意を表します。(敬称略)

  • 秋山真琴
  • 伊藤なむあひ
  • 梅田径/安倉儀たたた
  • 唐橋史
  • 久保田輝
  • 佐藤
  • 添嶋譲
  • 高村暦
  • 牟礼鯨
  • 山本清風

他15名、計25名(2013.10.05、責任編集者・牟礼鯨)

■ こんにちは。高村暦(たかむら・こよみ)と申します。
さる7月23日付で、前任・佐藤より本委員会最高責任編集者の任を引き継ぎました。未熟者ながら、また新たな一石を投じることができれば、と思う次第です。
では引き続き、文学フリマ非公式ガイドブック小説ガイドをよろしくお願いいたします。(2013.08.08、最高責任編集者・高村暦)

■ 文学フリマ非公式ガイドブック 第2宣言

だれもが作家になったこの時代、あなたを含む僕たちの「作品」に、価値はあるだろうか。
プロとアマチュアの境目を決定しないこと、同人と商業の区分を設定しないことは、僕たちにとって、いかにも喜ばしい現象のように思える。だが、それは一方で、プロだから、商業だから、という「保証」を失くすことでもある。情報も作品も世の中にあふれていて、どうやって、そしてどこに信頼をおけば良いものか、僕たちにはもうよくわからなくなっている。
そうして途方に暮れる僕たちが最後に選びとった基準は、「主観」だ。何がどのように言われたか、ではなくて、「誰が言ったのか」――まるでそれだけが、読み手にとって信頼できる唯一の拠りどころであるかのように 。それは、ひとりひとりの目線がそれぞれの「世界」を作る、という途方もないアイディアに基づいている。そのアイディアのなかでは、作品でさえも作家が作るのではなく、僕たち読み手が作ってゆく。
「非公式ガイド」 の名で親しまれる、あるいは嫌われるこの本を、私たちは《主観の提供》という名目で、懲りずにまた差しだそうと思う。私たちが手にすることのできた数少ない物品の中から、主観で選択し、主観で紹介する。それはどうあってもあなたの主観ではなくて、あくまでも彼や彼女の主観、そして私たちや私の主観だ。けれど、その「違い」から、またさらに別の「作品」を作りだせはしないか、というのが、非公式ガイド の問いかけなのだ。
本はつねに、読み手に向かって問いかける。その問いに読み手は答えようとする。もしくは答えようとしない。あるいは、答えずにとっておく。ひょっとしたら、二度とその問いを思い出さないように仕舞っておくこともあるかもしれない。私たちにできるのは、あなたと本との対話に、「他者の主観」や「偶然の出会い」という小さなノイズを差し挟むことだけだ。
ノイズがない世の中なんてつまらない。もっと新しい不確定要素、もっと奇妙な新鮮さを――あなたのなかにある不幸な好奇心たちのために、新しい非公式ガイドブックは不吉な「4」から再出発する。(2013.08.08、最高責任編集者・高村暦)

■ 大変遅くなりましたが、第十六回文学フリマin大阪と、超文学フリマinニコニコ超会議2での頒布数を報告します。2イベント合計の頒布数は、以下の通りです。
・第3版 58部
・第2版 18部
それでは、文学フリマ非公式ガイドブック小説ガイドを、引き続きよろしくお願いいたします。(2013.07.28、最高責任編集者・佐藤)

■ アマチュアの作家が書いた小説に、価値はあるのか。

それを考えるために、まずは、プロ作家とは何かを考えてみます。 ある物事によって生計をたてられる者、それがプロです。作家であれば、読者が望む時期に、読者が望む内容の作品を、一定の品質を確保して提供でき、かつ制作にかかるコストを一定の範囲に収めることができれば、生計をたてられるでしょう。

ところで、読者としての私たちは、自分が作品に何を望んでいるか、本当に理解しているでしょうか。私たちの想像をはるかに超える作品があったとしたら? そんな作品を生み出すポテンシャルは、プロもアマチュアも関係ありません。

文学フリマというイベントでは、プロとアマチュアが入り乱れて、たくさんの作品を出展します。イベントの全ての参加者には、そこで素晴らしい作品に出会う権利があります。私たちが作るのは、そのためのガイドブックです。

いかなる内容に価値を見出し、どんな表現に心をふるわせるか、何を見て笑い、何を見て泣くのか。いうまでもなく、それは読者ひとりひとりの主観に委ねられています。しかしながら、やりかたによっては、その手助けができるはずだと、私たちは考えています。私たちの望みは、文学フリマの会場で、あなたが、あなたのための一冊を手に取ることです。
(2012年1月5日 小説ガイド編集委員会 佐藤)

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